聴覚障害者のIT対応を支援

特定非営利活動法人日本聴覚障害者コンピュータ協会(以下聴コン会)では、公益財団法人キリン福祉財団の「福祉のちから開拓事業」の助成のもとに「聴覚障害高齢者の未来づくり」プロジェクトを進めています。その一環として、認定NPO法人障害者通信機構と協力して、介護に関わる課題とニーズをテーマとし、当事者の生の声をもとに情報発信するための番組制作に取り組んでいます。

そのための調査として、聞こえに障害のあるケアラー(介護者)が親の介護をする上での課題に関するアンケートを行っています。(ここでいう聴覚障害者とは、ろう者、難聴者、中途失聴者、高齢による聴覚低下など、聞こえに困難のある方すべてを含みます)

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日本では、医学が進歩し、生活環境にも恵まれ、世界でもトップレベルの長寿国です。人生を長く楽しむことができる一方で、加齢に伴う身体の衰えや病気、障害などのために日常生活のサポートが必要になることも多くなります。

私たちは聞こえない立場にありますが、私たちを育ててくれた両親もまた高齢となります。両親は、我が子が聞こえないという障害を持っていることに驚き悲しみ、悩みながら育てあげてくれました。その両親に対して、老後は幸せに過ごしてほしいと願う私たちの気持ちは、人一倍強いものではないでしょうか。
いざ親の介護に直面するとき、どこから情報を得たらよいのかわからない、どのような介護をすればいいのか、だれに相談したらいいのか、コミュニケーションのサポートは、専門用語の意味は…など課題は数多くあります。

 

介護をされている方や、これからの介護に不安を持っている方の声をお聞きし、世に発信していくことによって、課題を整理し、親や家族とともに生きていくために必要な支援システムや、IT技術の活用につなげていくことを目的としています。
ひいては私たち自身が、安心して老後を楽しめるような、聴覚障害高齢者の未来づくりの一助となればと願うものです。
皆様のご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

連絡先: info@mimicom.gr.jp
調査主体:特定非営利活動法人日本聴覚障害者コンピュータ協会
理事長 並川 正   調査担当 平川 美穂子
調査協力:認定NPO法人障害者通信機構